2008'02.17 (Sun)

『ぼくにもそのあいをください』

●『ぼくにもそのあいをください』宮西 達也作 ポプラ社

はじめて宮西 達也さんの絵本を読みました。

面白くて、ドキドキして、
最後にはジーンとして、涙が出ます。

「この世の中は力があるものが勝ち。
 力の強いものが一番なんだ」

 そう信じていたティラノサウルスがいました。

 月日が経ち、年をとったティラノサウルスは、
 その力を失っていきます。

 そしてある日、トリケラトプスの子どもに出会って、
 気づくのです。

 「その子どもを寄こせ」
 
 という他の恐竜たちの攻撃に傷つきながら、
 命賭けで守り抜きます。

 「おれは、やっとわかったんだ・・・。
  おぼえてほしい。

  大切なのは力が強いことじゃないんだ。
  一番、大切なことは・・・」

 ティラノサウルスは、この後の言葉を最後まで言えませんでした。

 でも、年月が経ちトリケラトプスの子どもが、お父さんになったとき、
自分の子どもたちを同じように他の恐竜から守った後、言うのです。

 「いいかい、力よりも、
  もっともっと強いもの
  大切なものがあるんだ。・・・・」

ぼくにもそのあいをください (絵本の時間)ぼくにもそのあいをください (絵本の時間)
(2006/10)
宮西 達也

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