2008'06.25 (Wed)

『どろんこハリー』

●『どろんこハリー』ジーン・ジオン文 マーガレット・ブロイ・グレアム絵
 
 
お風呂が苦手な犬のハリーが、家を飛び出して、
泥んこになって帰ってきました。

でも、お家の人はだれもそれがハリーだとは
思いません。

だって、ハリーは白い犬なのに、
泥だらけで黒くなっていたからです。

さて、そのあと賢いハリーがしたことは・・・

わかりますね。

ハリーの仕草がとっても可愛らしいです。


どろんこハリーどろんこハリー
(1964/03)
ジーン・ジオンわたなべ しげお

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2008'06.18 (Wed)

『あした花になる』

●『あした花になる』いもとようこ作


あばれんぼうのかまきりマンティスは、
その立派なかまが自慢です。

でも、白い蘭の花に出会ったとき、
自分の姿が醜いと感じ、恥ずかしくなりました。

蘭の花に魅了され、恋に落ちるマンティスは、
自分も蘭の花に釣りあう姿になりたいと願います。

そして神様に祈ります。

「お願いです」「お願いです」「お願いです」

仲間たちがからかい、バカにしても、
マンティスは祈り続けます。

何年も、何年もの長い月日が経ちました。

一億年もの長い長い歳月を経て、
ついに彼の一途な願いは叶うのです。

子どもとともに、
一心に祈り願うことの大切さを
感じ入ることのできる美しい作品です。


あした花になる (のびのびえほん)あした花になる (のびのびえほん)
(2002/02)
いもと ようこ

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2008'06.11 (Wed)

『おれはティラノサウルスだ』

●『おれはティラノサウルスだ』宮西 達也作


宮西 達也さんの恐竜シリーズの一冊です。

大事に慈しみ育てた子の元を泣きながら離れる
プテラノドンのお父さんとお母さん。

恐ろしいティラノサウルスと出会っても、
お父さんとお母さんの教えを守って
健気に生きていくプテラノドンの子。

そこには、わたしたちも経験する子どものひとり立ちの
物語を見るようです。

最後、ティラノサウルスとの友情はすれ違ってしまいますが、
それがこの物語を味わい深くしています。

おれはティラノサウルスだ (絵本の時間)おれはティラノサウルスだ (絵本の時間)
(2004/01)
宮西 達也

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2008'06.04 (Wed)

『モチモチの木』

●『モチモチの木』斎藤隆介作・滝平二郎絵


 夜中にひとりではセッチンにも行けない臆病者の豆太。

 しかし、大好きな じさまの急病を知り、お医者さまを呼びに
 夜道をひとりで泣き泣き走ります。

 その帰り道、豆太が見たものは、
 勇気のある子どもしか見ることのできないという
 山の神様のお祭りでした。

 じさまは後で言います。

 「じぶんで じぶんをよわむしだなんて おもうな。

  にんげん、やさしささえあれば、

  やらなきゃならねえことは、きっとやるもんだ」


 斎藤隆介氏の文章の滝平二郎氏の切り絵が見事に調和した
 温かく懐かしいような絵本の名作です。

モチモチの木 (創作絵本 6)モチモチの木 (創作絵本 6)
(1971/11)
斎藤 隆介

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